Hourglass Veil Translucent Setting Powder Mini £16.00
もう過去に何度も記事にしている、アメリカのブランド Hourglass。今年に入って新しく発売されたルースパウダーがこれまた神がかっている!との噂を聞いて、8月にSephoraでミニサイズを購入しました。で、使い始めて間もなくTwitterで「皆が言っているほど良さが分からない…」と呟いたのですが、その後も3ヶ月間しぶとく使い続けてみたので、改めて感想を共有したいと思います。
Hourglass関連 過去記事一覧
✓Ambient Lighting Palette
✓Ambient Lighting Powder
✓Ambient Lighting Edit Vol.3
✓Vanish Seamless Stick Foundation
フルサイズ(2g)はゴールドのストッパーに「H」の文字型に穴が空いていて、そこからパウダーが出てくる仕組み。ラグジュアリー感満載で、デザインの可愛さも話題でした。ミニサイズ(0.9g)はプラスチックベースでちょっと地味な印象なんですが、一応こちらも「H」の文字型に穴が空いている点は同じです。
0.9gと聞くととても少なく感じるのですが、これがかなり長持ち。いま3ヶ月使っていますが、まだ少なくとも半分はあります。もちろん一度に使う量にもよると思うんですが、おそらくわたしは結構たっぷり使う方だと思うので、結構コスパは良いなという印象でした。こんなに小さい容器だし、0.9gだなんて言うから、1ヶ月かそこらで使い切っちゃうかと思いました。
(下)スウォッチ
(上)パウダーブラシでぼかした感じ
ブラシで付けた部分は撮ってみたものの全然見えないんですが、このアングルの写真しかなかったので一応載せておきます。
スウォッチでもお分かりかと思いますが、本当にパウダーが細かいんですよ。しかも、肌にぴたっと吸い付く感じ。粉が肌の上に乗るんじゃなくて、お肌に溶け込む。お肌の一部かのように一体化する感じ。
先ほども触れたとおり、使い始めたのは8月でした。パウダーブラシでぼかすと若干粉っぽさを感じてしまったので、ファンデーションやコンシーラーをぼかすのに使ったbeautyblender(濡らしてしっかり絞ったもの)で付けていたのですが、なんだかあまりに馴染みが良すぎて「可もなく不可もなく」感を強く感じてしまったのです。
その良さを実感できるようになったのは、秋になってから。毎年この季節になると乾燥が気になり始め、ファンデーションが厚塗りっぽく見えたり、ベースメイクに苦戦するんですが、今年はそれがなかったんです。温かい秋だったから?と思いつつ、違うパウダー(ちなみにローラメルシエ)を使ってみると、妙に毛穴落ちするというか、パサパサしながら毛穴が目立つ。しかもシミや小じわといった肌のアラみたいなものが際立って見えるな、と思ったんです。
そこでHourglassのパウダーとじっくり比較してみたら、Hourglassは密着度が高いので肌表面で崩れることがないのかなという結論にたどり着きました。お肌の一部のように溶け込むから、あの「夕方にパウダーがお肌から剥がれてパサパサする」みたいな感覚がないんです。夜に鏡を見てもメイクが朝のままだし、このパウダーを使い始めてから日中に毛穴が気になるということがほとんどなくなりました。
ちなみに、わたしはこれをセッティングパウダーとして使っているので、beautyblenderに馴染ませて目の下〜頬、小鼻、おでこの中央につけています。そしてその上からフィニッシングパウダーとしてAmbient Lighting Powderをパウダーブラシでふわっと重ねると、ベースはセミマットできちんと感がありながらも、健康的なツヤを感じられるヘルシー肌に仕上がります。
この組み合わせ、ほんとに最高ですよ。冬にマット肌だともうカラッカラな感じがしますが、かといってツヤ系のファンデーションっていうのもアンバランスな気がしたりするじゃないですか。その辺のバランスが素晴らしいんです。
ちなみにこのパウダー、Cult Beautyで買うとVATを引いてくれるので、EU圏外から購入すれば£16.00のところ£13.33で買えます。日本円で1925円。Sephoraだと$18.00ですが、送料がかかるので、Cult Beautyで£40.00以上お買い物される方はそちらがお得かも。
正直いまだにBeccaのHydra-Mist Set&Refresh Powderも気になっているのでHourglassをリピートする前にそちらに一時的に浮気しちゃうかもしれないんですが、かなり気に入っているので使い切ったらまた購入したいと思います。