Sunday Riley C.E.O. Rapid Flash Brightening Serum £70.00*
アメリカ生まれのスキンケアブランド Sunday Rileyが話題となったのは、確かLuna Oilという真っ青なフェイスオイルがブロガーたちの間で大人気となった頃だったと記憶しています。その後、従業員に嘘のレビューを書かせていたというサクラ騒動とか、Luna Oilについてもなにかあった気がしたけど、それでも根強い人気ですね。
2009年に生まれたSunday Rileyのコンセプトは「テクノロジーを駆使したクリーンなプロダクト」。原料はナチュラルにこだわり、合成香料などは一切使わず、保存料も最小限に抑える代わりに小ロットで生産をするなどの工夫を凝らしているのだとか。ナチュラルコスメ=ナチュラルなだけで効果が感じられない、というイメージを覆したブランドのひとつ、とも言えると思います。
いまわたしが使っているのは、このC.E.O. Serum。確か4月か5月頃にSigmaのスキンケア用ブラシ(これもめちゃくちゃ良いんですが、訳あって写真がなかったので、Instagramでレビューしました)のプロモーションの一環でいただいたもの。すっかり使うのを忘れていたんですが、最近お友達のSusan(YouTubeやってます)がInstagramでオススメしていて「これわたしも持ってる!使ってないんだけど、どう良いの?」と聞いたら「ビタミンCとグリコール酸が最高で、もう何本も使ってる。お肌が内側から輝くように整えてくれるよ」と教えてくれて、なんだか良さそう!と使い始めたもの。
この美容液の一番の特徴は、アスコルビン酸テトラヘキシルデシル(ビタミンC)が15%配合されているという点。このアスコルビン酸テトラヘキシルデシルというビタミンCは、酸化しづらく、お肌に刺激になりづらいのが特徴的なのだとか。
ビタミンC 系の美容液と言うと、勝手に「シミを薄くする」「顔のくすみを取る」などの美白効果をイメージしていたのですが、この美容液はそれだけでなく、グリコール酸によってお肌の余分な角質を除去し、サッカライドイソメレイトエキスが開いた毛穴を小さく整えながら、お肌の潤いバリアをサポートしてくれるとか。ビタミンCにもお肌のコラーゲンの生成を促すなど、結果的に潤いやハリ感につながる効果があるとされているのですね。
さらっとしたテクスチャの美容液。パラベン、サルフェート、フタル酸エステル、合成香料は不使用。
ですが、スイートオレンジオイルが配合されているので、ふわっと柑橘系の香りがします。ただ、それもつかの間。手のひらに馴染ませて顔につけると、馴染んでいく段階で妙な酸っぱいニオイに変化します。お世辞にも良い香りとは言えないけど、30秒もすれば消えていくので許容範囲。香りに癒やされる系のスキンケアアイテムではないことは確かです。
すっと馴染んで全くベタベタ感は残らないので、朝のスキンケアにも使いやすい。ビタミンCとグリコール酸が入っていると聞いて「朝は使えないのでは?」と思ったのですが、Susan曰く「ちゃんとUVケアをしていれば問題ないし、わたしも朝晩使ってるよ」とのことだったので、ちょっとドキドキしながらわたしも朝晩使っています。
まだ使い切っていないのでなんとも言えないけど、今のところとても使い心地は良いです。夜これを付けて眠るようになってから、朝スキンケアしながら「肌触りが良いな」と感じることが多くなりました。なんとなくつるん、としているというか、お肌にもっちり厚みがあるように感じるんです。
まあ、なかなかお高いのでちょっとでもそういうプラスの感触がないと使い続けられないし、そうでもなければここまでブランドのベストセラー商品にもなっていないのだろうから、良い商品なんだと思います。メディアを見ていても、ビタミンC系美容液と言えばこれ!って感じで取り上げられていますね。
個人的に使って「ああ、わたしの肌には合うな」って思う成分っていくつかあるんですが、アスコルビン酸って刺激になりそう…というイメージしかなかったので、C.E.O.を使ってお肌が逆に扱いやすく変化していっていることがなんとなく嬉しいです。これからどんな変化を感じられるか、楽しみ。