Charlotte Tilbury The Classic / Audrey £16.00
昨年9月にCharlotte Tilburyのコヴェントガーデン店で、フルメイクをしてもらう機会がありました。そこで出会ったのが、The ClassicのAudrey。
それまでのわたしは、と言うと、100%リキッドアイライナー派で、ペンシルライナーは数本持っていてもほとんど使わないレベル。理由は単純で、①リキッドの方が目尻のはねあげラインがシャープに描ける ②ペンシルは夕方になるとまぶたに色移りする から。
特に②が気になっていたんだけど、これはちょうど昨年7月にモニターでいただいた「アイライナーコート」っていう天才的な商品と併用することであっさり解決されていた、ということもあって、ちょうどペンシルライナーをもっと積極的に取り入れたいと思っていたところだったんですよね。
過去記事
▷Charlotte Tilburyでプロにメイクしてもらった!
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で、実際にメイクしてもらったときに、Walk of ShameのLuxury Paletteと組み合わせてもらったんだけど、リキッドよりも控えめなのに、アイシャドウの質感と溶け込むように馴染むから、むしろドラマチックさはアップしていて、それがもう黄金バランスだったわけで。
帰国時に免税店に直行して「Audreyください!」と意気込んだら「ごめんなさい、在庫切れで…」と言われて撃沈。結局、帰国後にCult Beautyから買いました。
見た目は至って普通のペンシルライナー。繰り出し式ではなくて、昔ながらのごりごり削るタイプです。メイクをしてくれたSofiaは、アウトラインを引いたら削って、目尻のラインを引いたら削って、と、頻繁に削って使っていました。こうすることで、はね上げラインもシャープに描けるのね。
色味は色気のない言い方をすれば「こげ茶」ですね。でもこの色味が、なんてことないように見えるこの茶色が、めちゃくちゃ使いやすい。ニュートラルカラーのメイクに合うのはもちろんだけど、ピンクやレッド、グリーンやオレンジと、いろんなアイシャドウの色味を引き立ててくれるから。
ペンシルライナーって硬すぎると描きづらいし、柔らかすぎると滲みやすかったり色移りが気になってしまうけど、これは本当に程よい硬さで、スルスル滑らかに描けてぼかしやすいのに、滲みがひどい!っていうほどでもないんですよ。まあ、わたしは必ずアイライナーコートを重ねるようにしているので、これ単体でどれくらい色移りするか実験する気はないんですが、お店でメイクしてもらったときは当然アイライナーコートは持っていなかったけど数時間後に鏡を見ても色移りは気にならなかった記憶があります。
控えめなラインを引くことも出来るけど、わたしはこれくらいの存在感がある方が好き。タレ目なのが好きじゃないから、アイライナーで下まぶたのラインを引き伸ばすことで、目元がきゅっと引き上がって見える(と思ってる)。はね上げラインは適当にラインを引いてから、細身のブラシ(わたしはSigmaの使ってます)で整えればきれいに仕上がります。
いろんなレビューを見ていたら「きれいに削れない」「硬い」という声もあったんだけど、わたしからするとこれ同じ商品のレビューなのかな!?って思っちゃうくらい。「削れない」に関してはイギリスのシャープナーの質が悪すぎてわたしも何本かアイライナー駄目になっちゃった経験があるから、アイライナーじゃなくてシャープナーのせいでは…?と思ったりもしています。
個人的には、これ買って以来リキッドライナーなんてほとんど使っていないし、これ1本あれば良いなってくらい気に入っています。もっとカラフルな色味が出たら全部揃えたいなと思っているくらい!
リキッドライナーは「アイシャドウ+アイライナー」っていう印象になるけど、ペンシルライナーはアイシャドウと馴染んで目元をキュッと引き締めてくれるから、ちょっとスモーキーなメイクをしているような感覚。スモーキーアイに仕上げたいときは、まつ毛のキワから太めにアイライナーをぼかして、その上からアイシャドウを重ねても◎。
そういえば、もうすぐPillow Talkのアイライナーも発売されるらしいですよ。こちらはお馴染みの「Pillow Talkピンク」ではなくて、深みのあるバーガンディのよう。こちらも発売が楽しみです。
