NIP+FAB Mattifying Fixing Mist £9.95
「フェイスミスト」と聞くと無条件に欲しくなってしまうわたしですが、中でもメイクを定着させてくれるセッティングミストに目がなくて、現在進行系で5個くらい使っています。正確には使おうと「試みて」います。だって、一度にたくさん使うものでもないし、毎日メイクをするわけでもないから、なかなか減らないんですよね…。
なのに!また買ってしまった。…いや、買ったのは秋頃だったかも。
NIP+FABはRodialの創設者 Mariaが立ち上げたプチプラブランド。ラグジュアリーブランドの良いところをうまくかいつまんでプチプラで仕上げてくれている、みたいな、痒いところに手が届くブランドなので結構好きです。スキンケアアイテムではRodialの大人気シリーズ Dragon’s BloodやSnakeシリーズのプチプラ版があったりもして、Rodialは好きだけどちょっと高いな…と思っている方(わたし!)に最適。
わたしが買ったのはお肌をマットに仕上げてくれるセッティングミストなのですが、他にもIlluminating Fixing Mistと言ってツヤ感を与えてくれるものと、下地に使うPrimer Waterもありました。今はLFにもASOSにもPrimer Waterしか在庫がないんですが、NIP+FAB公式サイトには3種掲載されているので廃盤ではなさそう。
その名の通り、メイクの最後にシュッとスプレーすれば、お肌をマットな質感に整え、メイクを一日中キープしてくれるというもの。
乾燥肌なのにマット仕上げを選んだ理由はふたつ。
まずひとつめは、自分なりのベースメイクにおける足し算・引き算があるため。わたしの勝手なこだわりは、下地はCharlotte Tilburyのツヤ系、ファンデーションはセミマットかマット系、フィニッシングパウダーはHourglassのツヤ系、ハイライターはIllamasquaのOMGで結構派手目に入れる…というもの。ファンデーションをマット系にすることで、それ以外のアイテムをツヤッツヤに出来るんですよね。これでファンデもツヤ系にしてしまうと、なんとなくやりすぎ感が出てしまう気がして。
ここにツヤ系のスプレーをすると、せっかくファンデで引き算したのに、結局ツヤ系でまとまってしまう。あえてツヤ系パウダーで仕上げた上にマットのミストを重ねることで、ツヤは質感として残りつつも、全体の印象はテラテラしないセミマットな感じに仕上げられるかな、と思ったのです。
そしてもうひとつは、ツヤ系のスプレーって水滴がそのままのっぺり残って光を反射したりして、顔が水玉になることがあるから。こればかりは使ってみないと分からないので、無難にマットにしました。
一言で表せば「めちゃくちゃ良いプチプラセッティングミストに出会えたな!」です。
まず、ポンプの質が良い!馬力のあるポンプなので、シュッとひとふきするだけでミストが顔全体をふわっと包んでくれる。悪評高いPixi Beautyのポンプ(わたしは全然平気だけど)よりも何倍も細かいミストが出てきます。
ミストが繊細なので「顔濡れた!」感もなくて、メイクがカチッとハマるような、しっかり定着したなという実感があります。そして、本当に崩れづらくなる。最近、スキンケアのおかげかメイク自体崩れなくなってきているのですが、このスプレーしているとメイクがより綺麗に保てる気がします。
日本円で1500円もしないプチプラアイテムな割には、しっかりとした作り。Primer Waterも良さそうなので使ってみたいなぁ。メイクアイテムもいろいろ気になっているので、オススメなどあったらぜひ教えてください。
