I:proof(アイプルーフ)ウルトラスムースアイライナー 1,320yen*
11月25日からバラエティストアで発売された I:proofのウルトラスムースアイライナー。わたしの家の近くのロフトでも、大きな什器がどーんと設置されていたのですが、ぱっと目を引くビジュアルとオーロラ色のパッケージも相まって、すごく目立っていました。
新しく発売された I:proofのアイライナーは、全部で3色展開。しっかりと色づくディープブラック、赤みの強いピュアブラウン、そして今日ご紹介するブラックブラウン。
わたしはブラックのアイライナーが似合わなくて(というか個人的に好きではなくて)ほとんど使わないんだけど、かと言って赤みの強いブラウンのアイライナーってちょっとアイシャドウとのバランスを選ぶ部分もあったりして、結局一番使いやすいのってブラックに近いクールトーン寄りのブラウンだったりするんですよね。
コシがあって描きやすい0.1mm筆。なんでパッケージがオーロラなのかな?と思っていたら、ツヤのある発色を叶えるためにオーロラピグメントが配合されているんですね。これのおかげで、ひと塗りでしっかりとしたツヤのある仕上がりになるんだそう。
このアイライナーの大きな特徴は「滲みづらい」という点。汗、水、湿気、皮脂、涙、摩擦といった滲みを引き起こす様々な要素に耐えられる、という実験結果を出しているのだそうで、これまでどんなアイライナーを使っても滲みやすかった…というひとは一度試してみても良いかも。
色味はこんな感じ。手元でスウォッチすると結構明るくて、あ、こういう感じなんだ!ブラックブラウンって言うけど、案外明るめなのね!なんて思ったんですが、実際に目元に付けたらこんな風に仕上がりました ↓
結構渋い。
まるでブラックライナーのように目元を引き締めてくれるのに、ちょっとブラウンの抜け感もあったりして、絶妙なバランスが素晴らしい。ツヤという部分に関しては「わああすっごいツヤ!」とは思わなかったけど、色味がしっかり出ていてアイライナーの存在感があるっていう意味では、ツヤも一役買っているのかなと思ったり。
ブラシは細身ですごく使いやすいんですが、結構毛先が動きやすいので、フリック部分を描くときにちょっとブレやすいかなと思いました。いや、でも描きやすいし、細いラインが簡単に引けちゃうのはすごく良かったけど、細いからこそ毛先がフルフルとブレてしまうというか。
総評としては「このクオリティで1320円は、さすが」って感じでしょうか。日本のプチプラコスメの質ってやっぱりすごいと思うし、こんなに至れり尽くせりの商品が1320円で手に入ってしまうなんて、恐ろしいほどに素晴らしいな、と。
アイライナーってリップカラーやアイカラーと違って、色が乗ればいいとかいう問題じゃなくて、落ちづらさ、滲みづらさ、オフしやすさ、描きやすさ、発色…とかなりハードルが高いカテゴリにも関わらず、もう非の打ち所がないくらいまでのクオリティの商品をさらっと発売してくるこの市場…。世界的に見ても成熟していると言われる日本の美容市場の本気をちらっと垣間見たような気がしました。
思考がそんなところまで飛んでいってしまうくらい、良いですよ。実はブラウンのアイライナーを欲しがっていた母に狙われているので、自分用に1個買い足そうと思っています。なんなら、ピュアブラウンも買ってみても良いかな。