YSL アンクル ド ポール クッション N 8,800yen*
つい最近まで、クッションファンデと言えば「めちゃくちゃお肌がきれいでファンデーションなんて要らない韓国ギャルズが使う 超薄付きのファンデーション風のもの」だった(もしくは、そうわたしが思っていた)けど、だんだんとカバー力を兼ね備えたものが世に出始めて、やっとわたしもクッションファンデを使える時代がやってきました。
去年の4月にローラメルシエのクッションファンデを買って、インスタでレビューしたのだけど(ブログ用の写真を間違って削除してしまったため…)これは噂通りカバー力が素晴らしくてめちゃくちゃ気に入っていたものの、初夏〜秋にかけて気温が高い時期に使うとビックリするほどテカリまくったので、めっきり冬用ファンデとして、まさにいま活躍してくれています。
で、2020年 2個目のクッションファンデが、YSLのアンクル ド ポール クッション N。アットコスメのプレゼント企画で頂いたものなんだけど、これは夏の終わり〜秋にかけて使っても崩れづらく、逆にいまの時期に使うとちょっと小鼻が乾燥するかも?ってくらい、さっぱり処方。でも、これがまたとっても気に入っています。
わたしがいただいた色は20番「やや明るめの肌色」なんだけど、公式サイトの色見本で見るよりピンク味が強く感じました。トーン的にはちょうど良いものの、ニュートラルスキンのわたしが付けても白っぽいピンクに発色するので、黄味が強い肌色の方は一度タッチアップしてから買ったほうが良いかも。
ただ、お肌が透けるような透明感のある発色だから、フルカバレッジのファンデーションのように「色選びを間違えたら顔色がしぬ!!!」ってことはないです。ちょっとくらいトーンやシェードが違っても、どうにかなるレベル。明るすぎればブロンザー等で調節できるし、暗すぎればプライマーやパウダーで微調整しちゃえばOK。
専用のパフでギュッとファンデーションを吸収させて、すーっとお肌に滑らせるように塗布したら、その後ポンポン叩き込むようにすると、パフから絶え間なくファンデーションがじわじわ出てくるんですよ。
果たしてこの使い方で合っているのか分からないんだけど、わたしはそんな感じで使ってます。気になる部分は念入りにポンポンすると、自然とファンデーションが重ね付けされている、っていう…
近くで見ると「なかなか細かい部分までカバーされないなぁ」って思うんだけど、引きで見てみると「えっ元からお肌がきれいなひとみたいじゃない??」ってなる。すべてをのっべり隠してしまわないからこそ、自然に見えるというか。更にクッションファンデならではのツヤ感も素晴らしくて、毛穴や小じわの凹凸を目立たせることなく、ヘルシーなツヤを演出してくれるという点も◎。せっかくのツヤと、それがもたらす自然な立体感を失わないよう、パウダーはほとんど付けず、これ+コンシーラーで仕上げることが多いかな。
このパッケージもめちゃくちゃかわいい。コスメは所詮自分のためのもので、自分の気持ちを如何に高めてくれるか、ということが大事という点も踏まえて、このクッションファンデがもたらしてくれる幸せというのは約9000円というお値段をも正当化してしまう。
クッションファンデっていったいいつなくなるのか、目に見えづらいしところもあるのだけど、なくなったと思ってもクッションをひっくり返すとまた出てくる…という話も聞くし、案外コスパは悪くないのかも。勝手に、1〜2ヶ月で乾いてしまうのかな?と思っていたけど、ローラメルシエもYSLもまだまだクッションを押すとファンデーションが滲み出てくる程度には残ってるしね。
最近は近距離で見たときの「flawlessさ」は求めていないから(生身の人間に会わないため…)クッションファンデの出番も増えています。時短にもなるし、本当におすすめ。あ、あとYSLのは良い香りがするよ♡